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物価高や燃料費の高騰が続く中、節約志向がます高まっている。そんな時の助っ人として注目されるのが「もやし」だが、すぐに傷んでしまうというイメージも根強い。実はもやしの寿命は、保存方法以上に買う時と帰宅後のちょっとした行動で大きく変わるという。今回は、家事研究家が実践する、鮮度を保つ簡単なコツを三つ紹介する。
買う時は「袋が膨らんでいないもの」を選ぶ
売り場では値段に目が行きがちだが、鮮度の良いものを選ぶことが日持ちにつながる。袋の状態にはばらつきがあり、膨らんでいないものが鮮度の良いサインである。もやしは収穫後も呼吸を続けており、新鮮なうちは袋の中の空気が少なく、もやし自体は白くハリがある。時間が経つと鮮度が落ち、袋がパンパンに膨らんだり水分が出てきたりする。袋の密閉状態を目で確認し、ハリを感じるものを選ぶ習慣が大切である。
帰宅後は「楊枝で穴」を開ける
帰宅後、もやしをそのまま冷蔵庫に入れていませんか。鮮度を守るには最適だが、ひと工夫でさらに長持ちする。その工夫とは「袋に数か所、楊枝で穴を開ける」ことである。そのまま冷蔵庫に入れると袋が膨らみ、湿気によって傷みが早くなる。穴を開けておくと袋の中の空気と外気が入れ替わり、湿気がこもりにくくなる。他の野菜は酸化が傷みの原因だが、もやしは逆に酸素不足が劣化を早める特徴があるため、この方法が効果的なのである。
冷蔵庫の「チルド室」を定位置に
もやしは冷蔵室で保存することが一般的だが、チルド室に入れるほうがより鮮度を保てる。もやしは収穫後も呼吸をしているが、低温では呼吸が抑えられ冬眠状態になる。呼吸がゆっくりになることで鮮度が保たれ、傷みや変色の速度が遅くなる。一般的に冷蔵室が3~6度なのに対し、チルド室は0~2度である。より低温のチルド室のほうが長持ちしやすい。チルド室がない場合は庫内下段の奥がおすすめで、ステンレストレーにのせると冷気が均一に伝わり低温を保ちやすくなる。
もやしは「初動の習慣」で長持ちする
節約のために買ったもやしを長持ちさせるには、買う時や帰宅後の習慣を見直すことが大切である。この初動が整っていると、その後に水に浸けて保存したり冷凍したりする際の鮮度にも差が出る。いつも傷ませてしまっていたという人は、ぜひ紹介した習慣を取り入れてみてほしい。
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